
怖いくらい静かな父が何をたくらんでいるのかはわかりませんが、もしかして父にすべて遺産を渡すという公正証書遺言を作っているから静かにしているのでは……? と考えてしまいます……。
あーちゃんの施設は、提携している病院の先生の訪問診察日があり、施設内で糖尿病の薬の処方とインスリン注射をしてもらえるようになりました。そして、施設内のイベントにも自ら参加する様子が見られ、なかなか順調です。私たち姉妹も、こまめに様子を見に来ていたのですが、入居からしばらくたって、あーちゃんに「ワフウフちゃんは、お部屋を見るのは初めてよね?」なんて言われてしまい、衝撃を受けました……。
そんなあーちゃんは、認知症がわかる前に「遺産は娘たち2人で分けてほしい」という内容の遺言書を私たちに渡していました。しかし、父から「遺産はすべて父ひとりに渡す」という内容の遺言書を書かされそうになったことがありました。ただ、これが未遂で終わっているのか書かされてしまったのか、あーちゃんの言うことがコロコロ変わっていて、判断できません……。
そこで、念のためということで、もう一度最新の日付で遺言書を書いてもらうことにしました。とはいえ、本当に父の言う通りにあーちゃんが遺言書を書いていて、それを父が公証役場で公正証書にしていれば、そちらが有効になってしまうのですが……。突然いなくなったあーちゃんを、積極的に探す様子がない父を見ていると、もしかしたら父にすべて遺産を渡すという公正証書遺言を作ったのでは……? と考えてしまいます。あーちゃんの財産、しっかり守れますように……!
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あーちゃんの記憶がかなり怪しくなっていて、もう「絶対」と言い切れることがない状態になっています。少しでも不安なことがあるなら、今のうちに動けることは済ませておくと安心ですね。父に居場所が突き止められていない今のうちなら、邪魔される心配もなく進められそうです。
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