「ごめんなさい」自転車で突っ込み、にらまれた日。結婚しなかった私が強く思ったこと【体験談】

「ごめんなさい」自転車で突っ込み、にらまれた日。結婚しなかった私が強く思ったこと【体験談】
「ごめんなさい」自転車で突っ込み、にらまれた日。結婚しなかった私が強く思ったこと【体験談】

50代の私は、結婚することなく今に至ります。結婚願望がなかったのか、ただご縁がなかったのかはわかりません。でも今は、「独身でよかった」と心から思っています。

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今と別の選択をしていたら

私は、人付き合いが極端に苦手というわけではありません。ただ、子どもを持つことで自然と関わることになる“ママ友”という文化には、どうしてもなじめそうにないのです。例えば、自分が輪に入れなくても何とかやっていける気がします。しかし、もしそれが自分の子どもに影響するとなったら……想像するだけでゾッとします。

私は、人のウワサ話や悪口、世間話といったものにまったく興味がありません。そういった話でつながる関係は、私にはどうしても必要だとは思えないのです。

にらみつけてきたママ集団

そんなある日のこと、自転車で近所のスーパーへ買い物に出かけた帰り、追い風に背中を押されて思うようにスピードが落とせず、道の真ん中で立ち話をしていたママ友らしき集団の中に、うっかり突っ込んでしまいました。

もちろん、ぶつかったわけではありませんが、彼女たちは私をにらみつけました。私はとっさに「自転車が止まらなくて、すみません」と謝り、その場を離れました。

どちらが正しいとか幸せとかではないけれど

そのとき、ふと考えたのです。もし自分が結婚して子どもを持っていたら、今の自分とはまったく違う景色を見ていたのかもしれない、と。そして、今まさに子育て中の方々も、自由に暮らす私のような存在を、時にうらやましく感じることがあるのかもしれません。

もちろん、どちらが正しいとか幸せだとか、そんなことは言えません。ただ、周りを気にせず話に夢中になっている大人たちを見て、「私はやっぱりこの世界の外にいてよかった」としみじみ感じたのです。

まとめ

たとえ理不尽ににらまれても、「自分はそういう世界の外にいるんだ」と思えば、少し心が軽くなる気がします。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:山本ゆり/50代女性・無職

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※一部、AI生成画像を使用しています。

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