アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが施設に入居して3週間がたちました。あーちゃんは、訪ねるたびに父に場所を知られていないかを確認し、怒り狂った父は「何をするかわからない……」と不安そうに言っています。しかし、そうかと思えば、「きっと狂ったように私のことを探しているわね」と、ちょっとうれしそうに言う様子も見られ、見つかりたくはないけれど、探していてほしいという、なんとも複雑な乙女心が見え隠れしているのです。ワフウフさんは、万が一父が訪ねてきたときのことを考え、施設長さんと改めて話をしてみたのですが、そこで事前に共有されているはずの父に関する情報が共有されていないことを知り、びっくりしました。確認してよかったと、胸をなで下ろしたのでした。
新しい環境による変化は…
あーちゃんは、提携している病院の医師による訪問診察を受けており、施設内で糖尿病の薬の処方とインスリン注射を受けられるようになりました。イベントにも自ら参加しているようで、施設での生活はなかなか順調です。そんな中、父に言われるがまま書かされていたのか判断できずにいた遺言書を、新しく書き直すことにしました。「絶対」と言い切れることがない状態になっている今、あーちゃんの財産を守るためにできることは、早めにしておいたほうが安心です。

施設へ引っ越して4週間がたち、あーちゃんの表情はとても穏やかになりました。

あーちゃん自身もこんなふうに言っていて、ストレスは軽減されている模様。
※たんたん:ワフウフさん姉妹の父。あーちゃんの夫。

自分を必死に探していてほしいという気持ちは捨てきれていないと思いますが、こんな発言もありました。