アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
施設に入居した翌日、母・あーちゃんは愛用していたウィッグをあっさり外していました。一度外してからは、ワフウフさん姉妹がつけるかどうかを聞かないと取り出してこなくなっていて、あれだけこだわっていたのに……と、ワフウフさんはビックリ。そして、ウィッグを着けた自分の姿を鏡で見て「わざとらしいわね、このウィッグ」と突然言いだし、ワフウフさん姉妹がサイズが合っていないウィッグは似合わないと正直に伝えると「じゃあ、着けるのやめるわ!」と自ら卒業宣言。そのまま、本当にウィッグを着けなくなってしまったのでした。
あーちゃんの言葉に救われた
ワフウフさんが施設に行くと、あーちゃんは開口一番に「ご主人様がいらっしゃいましたって言われたのよ!」と言いだし、ワフウフさんは困惑……。姉妹以外が面会に来たら、必ず連絡を入れてもらうようにお願いしているので、父が来た事実はありません。他の日にも、すぐにわかるような作り話をしており、ワフウフさんは自分のために父が動いていてほしいという、あーちゃんの本心が見えたような気がして複雑な気持ちになってしまいました。

施設で暮らすようになってから「家に帰りたい」とは一度も言っていないあーちゃん。しかし、いつまで施設にいるのかと聞いてくることが数回ありました……。

こんなことも言うように……。

あーちゃんは施設に引っ越したのだと説明すると……。
※たんたん:ワフウフさん姉妹の父。あーちゃんの夫。