アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんは、自分が覚えていないことをごまかすため「私、無意識にやったのね!」とよく言うようになりました。そんなあーちゃんは、施設で暮らすようになってから、糖尿病の数値も少しずつ改善しつつあります。その結果を見て、「やはり家では甘いものを食べていたのでは?」とワフウフさん姉妹が言うと、あーちゃんは「無意識に甘いものを食べちゃっていたのね!」と……。しかし、甘いものは自分で意識的に買いに行かないと手に入らないので、それは無意識ではないのでは……? とワフウフさんは思ってしまうのでした。
あーちゃんの部屋に見覚えのないものが増えて…
あーちゃんが引っ越してからの3日間ほどは、父から姉・なーにゃんにメールが届いていましたが、その後パタリと途絶えました。そして、半月ぶりにメールが届いたと思ったら、それはあーちゃんへの生活費や税金の請求明細……。しかし、あーちゃんの古い携帯には、情緒的なメールを送っていたことがわかり、ワフウフさん姉妹は父なりのアメとムチの使い分けを感じていました。ちなみに、そのメールはあーちゃんの目に触れることなく携帯がワフウフさん姉妹によって解約されたことを、父は知りません……。

施設に入居してから、あーちゃんは物取られ妄想がひどく、部屋のあちこちにいろいろなものを隠すようになりました。

そして、いつの間にか見覚えのないコップが……。

さらに、見慣れない時計まで部屋にあり、もしかしてあーちゃんが盗っている……? と、心配になりました。