「どちら様でしたっけ?」まさかの発言で気付いてしまった、意外な事実 #母の認知症介護日記 246

「どちら様でしたっけ?」まさかの発言で気付いてしまった、意外な事実 #母の認知症介護日記 246
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

母・あーちゃんは「私のいる病院は……」「私の入院しているところでは……」と、よく言います。老人ホームに入ったことを認めたくないのか、本当にそう思っているのかは謎ですが、診察やインスリン注射も施設でやってもらっているので、勘違いするのも理解できます。しかし、不思議なのはあーちゃんの中では「大部屋の窓際のベッドに入院している」設定になっていて、それを友人にも伝えていること。本人に発言の意味を確認しても驚くだけで、話になりません。そんなあーちゃんは、お気に入りの甘ったるいミルクコーヒーを飲み続けているからなのか、2回目の検査で糖尿病の数値が悪化してしまいました……。スタッフさんの力も借りて、ミルクコーヒー禁止令を出しましたが、どうなることやら……。

★前の話

見抜けないものだな…

あーちゃんが暮らす施設では、入居者さんが入浴している間に、部屋に置いてある洗濯カゴから洗濯物が回収されるシステムです。ただ、あーちゃんは着た洋服をすぐにハンガーにかけてしまうため、ワフウフさん姉妹はちゃんと洗濯に出しているのか気になっていました。姉・なーにゃんが確認しても、服を舐めて「大丈夫!」と言うだけで、信用できません。結局、なーにゃんがこっそり家に持ち帰って洗濯をしてくれていて、なんとかあーちゃんの洋服は清潔さを保っています。

母の認知症介護日記/ワフウフ

意地悪で要注意人物になっているアライちゃん。施設でばったり顔を合わせてしまいました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

普段はこの作り笑顔で対応するのですが、今回はそんな余裕がなかったため、仕方なくあいさつすると……。

母の認知症介護日記/ワフウフ

……え?

マンガ・体験談の最新記事