【介護漫画】ありがとうにありがとう。利用者さんから学んだこと

【介護漫画】ありがとうにありがとう。利用者さんから学んだこと
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介護体験や思いなど、さまざまな立場の人の介護にまつわる体験マンガをお届けします。

インスタグラムやブログで、介護施設での現役介護士デンセツノカイゴさんが伝える介護施設の日常のエピソードは、介護士さんだけじゃなく、介護施設の利用者やその家族の心にきっと届くはず。笑あり、涙あり。現役介護士ならではの心温かなエピソードにご注目ください。

「ありがとうにありがとう。利用者さんから学んだこと」

進行性核上性麻痺の利用者さん。

利用当初は不安定ながらも、元気に歩いていました。

小刻み歩行、加速歩行でめっちゃ早い。
桜が大好きな優しいおばあさんでした。

年月が過ぎ、病気の進行で、表情は乏しく体は硬くこわばり、

徐々に寝たきりとなりました。

そんな利用者さん。更衣介助で靴下を履かせようとすると、
いつも全身を震わせながら、一生懸命、足を上げてくれます。

高さはわずか数センチですが、職員を手伝おうとする意思が伝わります。
そして、履き終えると、

「ありがとう」
と震える声で、お礼を言ってくれます。

声を出すのもやっと、とてもしんどく辛い状況で、人にありがとうと言えるそのお人柄。
その人の優しい人生を表しているように感じます。

いつしか人の命は果てます。僕の命もいつか果てますが、どんな時でも、
相手を思いやれる人になりたいと思いました。

とはいえ、今後も愚痴りますが笑

伝説の教訓
ありがとうにありがとう

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