
私が働いているのは、地方の小さな職場です。数年前から人手不足が続き、1年ほど前に若い世代のスタッフが数人入ってきました。世間でいわゆる「Z世代」と呼ばれる年代の子たちです。最初は新しい風が入ることを期待していましたが、次第に戸惑いの気持ちが大きくなっていきました。
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価値観の違いに戸惑った日々
具体的には、無断欠勤や出勤5分前に「体調不良で休みます」とLINEで1本連絡が来ること、勤務時間中に「たばこ休憩も人権だ」と言って席を外すことなどが多くありました。生理休暇の申請も当然のようにおこなわれ、ミスをしても謝罪がない場面もありました。
もちろん、体調不良や権利として認められている休暇を否定するつもりはありません。ただ、昭和世代である私にとっては、その伝え方や態度に驚くことが多く、正直なところ戸惑いの連続でした。そこで上司に相談もしましたが、「強く言うとパワハラになる可能性があるから」と、注意が難しいという返答。現場でフォローに回るのは、いつも私たちベテラン世代でした。
思い切って「同じこと」をしてみた
あるとき、私はふと思いました。「若い世代がやっても問題にならないなら、私たちが同じことをしたらどうなるのだろう」と。そこで、これまで自分が迷惑だと感じてきた行動を、あえてそのまま実行してみることにしました。
業務に大きく支障が出ない程度に、これまで若いスタッフがしてきた行動を、ベテラン世代の私たちが再現してみたのです。すると、少しずつ職場が回らなくなり、業務が滞る場面も見られるようになりました。
ようやく向き合われた問題
それでも、上司は強く叱ることはできませんでした。「パワハラに当たるから、何も言えないんですよね?」と私が言うと、否定はされませんでした。
その後、上司から「若い世代にはきちんと注意するから、今まで通りやってくれないか」と頼まれました。若いスタッフは職場を離れることになり、私は正直ほっとしたのを覚えています。
まとめ
世代間の価値観の違いは、簡単に埋まるものではないと実感しました。ただ、現場で実際に困っている人がいるという事実に、きちんと向き合ってもらうことは大切だと感じています。あの出来事は、私にとって「働き方」と「伝え方」を見つめ直すきっかけとなった体験でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:片野としえ/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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