
奉仕活動をする前に、妻の介護をやるべきなんじゃ……? というのが、娘としての正直な思い。

父のことはどうでもいいので、あーちゃんへのお祝いメールと同様に、華麗にスルー!
あーちゃんには、Kさんという大学時代から親しくしているお友だちがいます。あーちゃんが施設で暮らすようになってから、新しいメールアドレスを知っているのは、私たち姉妹とKさん、そしてもうひとりの親しいお友だち・Nさんだけ。Kさんは、あーちゃんが認知症になってからもずっと気にかけてくれていて、定期的にお誘いをしてくれます。今までは、姉・なーにゃんと約束をしてもらって、なーにゃんとKさん母娘との4人で会っていたのですが……。
先日、Kさんを含めた大学時代の仲良し4人組で会おうという話を、Kさんはあーちゃんと直接やりとりして決めていました。Kさんが、あーちゃんの施設の最寄り駅まで迎えに来てくれるというところまで話は決まっていたのですが、あーちゃんはひとりでは施設から出られない上に、最寄りの駅までもひとりで行けません……。Kさんといるときのあーちゃんは、いつもよりもシャキッとしているので、Kさんも、あーちゃんがどこまでひとりでできるのかを判断できないのだと思います。結局、当日はなーにゃんが身支度や送迎を手伝うことに。ただ、Kさん以外はあーちゃんの認知症のことを知らないので、心配は尽きません。お友だち付き合いの難しさを痛感しています。
そういえば、あーちゃんの誕生日にお祝いのメールを送ってきた父は、もうひとつ別のメールを送ってきていました。それは、堪能な語学を生かしてボランティア活動をすることになったという報告。父は英語、フランス語、中国語が堪能です。努力して身につけたのは、素直にすごいと思いますが、それをひけらかすのはちょっと違うような……? そもそも、他人や社会に奉仕する前に自分の妻の介護をするべきだったのでは……? 父のメールを見て、私たち姉妹は、いらぬメールはよこさないでほしいとしか思えませんでした。
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認知症は見た目から状態を判断できない上に、日によって調子も変わるので、お友だち付き合いをどうすればいいのかは難しい問題だと思います。でも、もし失礼があったら……とか、会話が成立しなかったら……とか、まだ起きていないことを心配しても答えは出ないので、どんなサポートならできそうかを考えてみるのもいいかもしれませんね。
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