アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんの視覚が低下しているのではないかと気になっていたワフウフさんは、「糖尿病性網膜症」という病気が進行すると、視界が灰色がかって見えるらしいと知り、不安でなーにゃんに相談します。急きょ、姉・なーにゃんが病院に連れて行ってくれて、あーちゃんは「糖尿病性網膜症」ではなく「加齢黄斑変性症」の萎縮型だとわかりました。ただ、これは加齢によるもので特に治療法は確立していないとのこと。症状が進むと色がわからなくなり視力も低下していくようで、ワフウフさんは、あーちゃんの体も終末期に入っているのかもしれないと思っていました。そんな中、あーちゃんの弟の訃報が届きました。しかし、あーちゃんは何度説明しても、弟が亡くなった事実を忘れてしまい、ひたすら驚くだけで話が進みません……。こういうとき、どんな対応が正解なのかがわからず、ワフウフさん姉妹は困ってしまいました。
順調そうに見えた介護認定
あーちゃんは、お風呂に入らせてもらうために、なーにゃんの家に行きました。「足が冷える」と言い、靴下ともこもこのブーツを履いていきましたが、お風呂を終えるころには自分の足元を見て「今日、この靴下履いてきたっけ?」と聞いてくる始末。なーにゃんから靴下を履いてきたことを教えてもらうと、今度はちゅうちょなく、なーにゃんのハイヒールに足を入れたのでした……。あーちゃんの中では、いまだに「自分の靴=ハイヒール」というイメージを持っているようで、もし今も自宅に住んでいたら、あーちゃんはハイヒールを履いていたのだろうか……? とおそろしいことを考えていました。

今のあーちゃんは、もう自分がどこにいるのかわかりません。ただ、見慣れた場所にいるという感覚はあるようで、そういうときは、なんとかごまかそうとします。

先日も、慣れているはずの場所でキョロキョロしていたあーちゃん。私が声をかけると……。

必死でごまかそうとして、無意識を「無神経」と言い間違いまでしていました。