
夫が定年退職してから、趣味に使うお金が少しずつ増えていきました。楽しみまで奪いたくないと思う一方、このままでは家計が心配です。そこで私は、感情的に責めるのではなく、家計簿アプリに記録した数字を夫と一緒に確認してみることにしました。
★関連記事:「月5万円では暮らせない」65歳を過ぎても働き続ける私。年金生活で振り返った若いころの選択【体験談】
定年後に増えた趣味への出費
夫は定年退職後、以前から好きだった釣りに出かけることが増えました。時間に余裕ができたこともあり、竿やリール、小物などを少しずつ買い足すようになったのです。最初のうちは、「長い間働いてきたのだから、これくらいの楽しみはあってもいい」と私も思っていました。
しかし、毎月のように釣り道具を買い、出かける回数も増えてくると、家計への影響が気になるようになりました。年金中心の生活になった以上、現役時代と同じ感覚でお金を使い続けるわけにはいきません。
責める代わりに数字を見せることに
とはいえ、「また買ったの?」「少し使い過ぎじゃない?」と言えば、夫も反発するだろうと思いました。そこで私は、家計簿アプリに記録していた毎月の支出を整理し、一緒に見てもらうことにしました。
食費や光熱費などと並べて趣味にかかった金額を見せ、「釣りをやめてほしいわけじゃないの。ただ、このペースが続くと私は少し不安なの」と伝えました。
数字で見ると、夫も自分が思っていた以上にお金を使っていたことに気付いたようです。しばらく画面を眺めた後、「こんなに使っていたのか。考えなしだったな。ごめん」と言いました。夫がお金のことで素直に謝ったのは、そのときが初めてだったと思います。
夫自身が趣味の予算を決めた
その後、夫から「毎月ここまでなら使っても大丈夫かな」と相談してくるようになりました。2人で話し合い、趣味に使う金額の上限を決めることに。
欲しい釣り道具があるときも、すぐに買うのではなく、「今月はもう使ったから来月にする」と自分で調整するようになりました。
私も、夫の楽しみを取り上げることなく家計への不安を減らすことができ、以前よりお金について話しやすくなったと感じています。
まとめ
お金の問題は、つい相手を責める言い方になってしまいがちです。しかし今回、感情だけで訴えるのではなく、実際の数字を一緒に確認したことで、夫も自分の支出を冷静に振り返ることができました。相手を責めるのではなく、同じ数字を見ながら話すことも、夫婦で家計を考える一つの方法なのだと実感した出来事です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:藤井澄子/60代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
★関連記事:「手術に前向きだった…!?」義姉の言葉が、私には信じられないのです #頑張り過ぎない介護 360