アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
先日、姉・なーにゃんが面会に行くと、母・あーちゃんは同じ施設で暮らすAさんと将棋を楽しんでいる最中。「頭を使えばボケ防止になるかと思ってね!」と笑顔で話すあーちゃんですが、実はAさんから将棋を教わるようになったころにも、同じセリフを言っていました。しばらくして、なかなか覚えられない将棋におもしろさを感じなくなったあーちゃんは、Aさんから頻繁に将棋に誘われることが嫌になり断ったのですが、以前のやりとりは、お互いに忘れてしまっているようです。そんな日々の中、今月も父から生活費を請求するメールが届きました。明細を見て、自宅に住んでいない妻に毎月、父一人で使った光熱費などの半額を請求していることに、ワフウフさん姉妹はあきれ顔。メールには、あーちゃんのことを心配する一文も添えられていたものの、ワフウフさん姉妹には、父の関心があーちゃんのお金に向いているように感じられました。
たまには人の面倒を見るのもいい
あーちゃんがなーにゃんの家でお風呂に入ったときは、なーにゃんがお風呂上がりに飲み物と少量のおやつを用意しています。先日も、お風呂から上がったあーちゃんに、なーにゃんが「おまんじゅうと干し芋とリンゴ、どれがいい?」と聞いたのですが、あーちゃんは「おまんじゅうと……えーと、何?」と聞き返してきました。なーにゃんが「干し芋とリンゴ!」と伝えると、今度は「干し芋と……何?」と聞き返してきます。その後も同じやりとりが繰り返され、あーちゃんは最初に挙げられた選択肢以外を何度も聞き返し、最終的におまんじゅうを選びました。なーにゃんは良かれと思っていくつかの選択肢を示したのですが、あーちゃんにとっては負担になっていたのかもしれません。とはいえ、あーちゃんは甘いものを食べられれば満足のようで、ワフウフさん姉妹がそこまで深く考える必要もなさそうです。

あーちゃんと同じ施設のフロアで暮らす、認知症のおばあちゃん。エレベーターの操作ができないのか、自分が住む階を覚えられないのか、自分の部屋にひとりで帰れないそう。

食事をするテーブルは違いますが、いつもあーちゃんが食後の服薬を済ませるまで待ってくれているようです。

そして、あーちゃんがこのおばあちゃんを連れて、一緒に部屋へ戻っていくそうです。