お金が全然入っていない!?認知症を疑うきっかけは何げない会話から #母の認知症介護日記 1

お金が全然入っていない!?認知症を疑うきっかけは何げない会話から #母の認知症介護日記 1
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介護施設や自宅での介護、介護について調べたり、介護を考えるきっかけになったことなどの体験談、マンガ記事をお届けします。

母の認知症介護日記 1
母の認知症介護日記 1
母の認知症介護日記 1

貸金庫に入れるのは本人だけなので、知らないうちにすっからからんになっているなんてことは考えづらく、おかしいと思った私は姉に相談してみました。

実はこの日以外にも、私が母のあーちゃんの行動をおかしいと思ったことがありました。「同じ話を何度もする」「何度も行ったことがある場所なのに、自分の居場所がわからなくなる」など……。

さらに、私たち姉妹が把握していない場所に現金があると言っているのですが、その金額が貸金庫にあった金額とほぼ同額。やっぱり、自分でお金を移したことを忘れているだけのようです。もしかして、認知症なのかもしれない……。そう思ったとき、私を悩ませたのは「どうやって病院へ連れて行くか」でした。

あーちゃんはプライドが高く、そのままストレートに「認知症の検査」というと、断固拒否されてしまいそうです。そこで、姉とじっくりと策を練り、脳ドックをプレゼントするということに。おかげさまで、あーちゃんは喜んで病院に行くと言ってくれて、ひとまず第一関門は突破したのです。

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当たり前ですが、自分が年を重ねれば同じように親も老いていきます。自分自身で体の変化を感じるようになったときには、親の言動や行動をいつも以上に慎重に観察するようにして、ちょっとした変化を見逃さずにしておきたいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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