ご主人のお母様が高齢者対応マンションから同じ建物にある介護付き有料老人ホームに移られたケースです。
高齢者対応マンションから同じ建物の介護付き有料老人ホームへ。高額だけど、すべてに満足
【プロフィール】
<入居者>夫の母
<施設種類>高齢者対応マンション → 介護付き有料老人ホーム
<入居年齢>89歳
<介護度>自立
<入居期間>7年
<話を聞いたかた>長男の配偶者
入居者との関係
夫の母、96歳です。2012年に高齢者対応マンションに入居、認知症状が進んできたので、今年2019年に同じ建物にある介護付き有料老人ホームへ移りました。
入居を決めた時期と理由
母は早く父を亡くしてから、ずっと一人暮らしでした。夫は毎日電話していましたし、週末には顔を見せに行っていました。でも、部屋の中で転んで腰を痛めたことをきっかけに、「そろそろ一人暮らしでは危ないね」と施設を探し始めました。かかりつけの病院と施設が提携していたことも入居を決めた理由のひとつですね。本人も納得していたようです。
施設の探し方
母と主人で何カ所か見学に行っていました。入居を決めた2012年は、一人で暮らすのには心配がありましたが、とても元気だったので、自立の人が対象の高齢者対応マンションへの入居することにしました。私たちの家から通いやすい場所にあります。昨年くらいから認知症が進み、孫との関係がよくわからなくなったり、どこかへ出かけて迷子になったりすることも増えてきたので、同じ建物にある介護付き有料老人ホームへ住み替えました。嫌がるかなと思いましたが、そうでもなかったです。
入居の手続き
手続きは夫がしました。入居金も毎月の利用料もかなり高額ですが、母のお金ですし、ハードもソフトも充実していて、母はもちろん私たちも満足しています。
入居して良かったこと
ホテルのような豪華な建物や施設、優しく礼儀正しいスタッフ。いやな思いをしたことは一度もありません。母もいろいろなレクリエーションに参加したり、景色の良いレストランで食事をしたり、毎日を楽しんでいると思います。
入居して大変だったこと
大変だと思ったことは一度もありません。ただマンションから介護付き有料老人ホームに住み替えですが、戻って来るお金はなく、母が住んでいた部屋はそのままになっています。
入居を検討しているかたへのアドバイス
高齢者対応マンションは、ある程度元気なかたにはオススメです。他の施設はわかりませんが、払うお金と施設の中身は比例していますよね。高額ではありますが、費用対効果は優れていると思いました。