広がる善意の手作りマスク

広がる善意の手作りマスク

新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足は高齢者施設にも大きな影響を及ぼしています。そんななか、手作りマスクを作って高齢者施設などに提供する企業や人が現れ始めています。

秋田市八橋南のコンサルティング会社「ALL―A(オール・エー)」の試みは、協力者を募り、マスク用の生地やゴムひも、型紙を提供、出来上がったマスクを1枚100円で買い取るというもの。その後、社員により煮沸消毒や袋詰めを行ったマスクは県内の介護施設設などに届けられる仕組みです。3月31日までに目標を大きく超える2117枚が集まったといいます。

また、山梨県では、甲府市在住の中1女子がお年玉でガーゼや布、ゴムひもを購入、家族と一緒に手作りしたマスクを高齢者や子どもに届けてほしいと、大人用400枚、子ども用のマスクを県に寄付したそうです。

他にも福井県では、小浜市の自動車学校が市内の特別養護老人ホームに、手作りの紙マスク200枚、布マスクを70枚を寄贈するなど、全国に善意の輪が広がっています。

参照:
https://www.sakigake.jp/news/article/20200319AK0007/
https://www.yamanashi.ac.jp/25378
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1043383

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