さすがに我慢できなくなった姉は、チクリと小言を送信。
全然響いていない……(涙)。
そりゃ落ち込むよね。
胃カメラ検査を無事に終え、病院を出ようとしたところ、あーちゃんが1本の傘をつかみ「これ、私の傘よね?」と姉に聞いたそう。姉はその傘に見覚えがなく、雨が降りそうな天気でもありませんでした。その傘は持ち手が変わった形をしていたので、そんな形の傘を持っていたかあーちゃんに聞き返すと「持ってないわよ!」と普通の顔をして言われ、なぜ自分の物だと思ったのか困惑……。
最近のあーちゃんを見ていると、物の形がわからなくなっているようなので、気を付けてみていないと人の物を悪気なく持って行ってしまいそうです。症状が進行するにつれて、一挙手一投足も見逃せなくなってきました。
そしてこの検査の後、ひどい風邪をひいてしまった姉。病院でもらってきたのであれば、あーちゃんも心配だとメールで連絡をしました。ほどなくして、元気にしていると返事が来て安心しましたが、同時に関係が最悪なはずの父とパンの食べ放題に行ったと報告され、姉はいろいろと複雑な感情を持つことに。
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実際に他人のものを勝手に持って帰ってきてしまったら、認知症の症状の可能性が高いとはいえ、気を付けないといけないですね。荷物は最小限にする、バッグの中の収納場所を決めるなど、見慣れないものを持っていたらすぐわかるような対策も、これからは必要になってくるのでしょうか。
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