見覚えのない傘をつかんで「これ、私の傘よね?」と言う母。形の認識が曖昧に #母の認知症介護日記 62

見覚えのない傘をつかんで「これ、私の傘よね?」と言う母。形の認識が曖昧に #母の認知症介護日記 62
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介護施設や自宅での介護、介護について調べたり、介護を考えるきっかけになったことなどの体験談、マンガ記事をお届けします。

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

ここ最近、食欲も戻っていて調子が良さそうに見える母・あーちゃんですが、ワフウフさんが通院に付き添ったときに「疲れちゃうからダンスをやめたい」と言われてしまいました。代わりに病院の患者さんが参加するサークルをすすめてみますが、却下。そして、会話の流れでなじみのある調味料についての記憶もなくなっていることがわかり、ワフウフさんは、あーちゃんの頭の中からどんどん知識が消えていることを目の当たりにしました。

★前の話

区別がつかない…?

今でも「毎回の付き添いは不要」とワフウフさん姉妹に言う母・あーちゃんですが、このところ少しだけ自信がなくなってきたようで「もし忘れるのが心配なら、前の日にメールだけしてもらえればいいのよ」と、付け加えるように。自信満々で訳のわからない行動を取られてもフォローは大変ですが、そんなふうに自信をなくしていく姿を見るのは切なくなってしまい、複雑です。

#母の認知症介護日記 62

病院を出るとき、あーちゃんは1本の傘を持っていました。

#母の認知症介護日記 62

雨が降りそうだから持ってきたと言いますが……。

#母の認知症介護日記 62

まったく降りそうな気配はなく……。

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