「無反応…理解できていないのか」病院を変えることをかかりつけ医に報告するも #母の認知症介護日記 119

「無反応…理解できていないのか」病院を変えることをかかりつけ医に報告するも #母の認知症介護日記 119
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
#母の認知症介護日記 119

有能な薬剤師さん、すてき……!

姉妹で話し合い、今後あーちゃんの認知症は新しい病院で診てもらうことに決めたので、先生にそのことを言いづらいという姉に代わって私が先生に伝えることに。あーちゃんにはパーキンソン症状が出ていて、大脳皮質基底核症候群の疑いがあるため、他の病院で診てもらうことにしたと言うと、先生は「ああそうですか、はいはい、もちろん構いませんよ」と、淡々と話を聞いてくれました。

私が先生と話している間、あーちゃんは大人しく座っていたけれど、それはただ単に内容が理解できなかっただけではないかと思います。大人しくしてくれるのは助かりますが、理解力が落ちていると思うと悲しいです……。

そして今回は、新しい病院に行くまでの期間だけ薬を処方してもらったのですが、先生が処方の日数を間違えていたようで、1日分足りないことに薬剤師さんが気付いてくれました。この薬剤師さんはとっても気が利く人で、あーちゃんから薬の内容をしつこく聞かれたときも、姉の「何も言わないで」という希望を表情と空気から察知して、うまくごまかしてくれました。この事態にも(少々強引ながら)対処してくれて、助かりました!

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今はセカンドオピニオンを受ける人も珍しくないので、病院を変えることを後ろめたいと感じる必要はないと思いますが、かかりつけの先生との話も無事に終えられたようで、スッキリしましたね。あーちゃんはよく状況がわかっていないようですが、そのおかげでスムーズに進んだ部分もあるので、これはこれで良しと思いたいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/菊池大和先生(医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長)
地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

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