夫と2人でサンフランシスコのフィッシャーマンズ・ワーフへ観光に行ったときのこと。気持ちの良い風が頬をなで、伸びた髪を遊ばせていました。ヘアカットに行く暇もなく、肩よりずっと長くなっていました。
★関連記事:「認知症は恥ずかしい?」認知症の母と向き合い、見えてきた本当の姿とは【体験談】
外国の人に声をかけられ…
サンフランシスコの公衆トイレに寄ったとき、私はジャケットにジーンズ、スニーカー姿で、夫がトイレから戻ってくるのを待っていました。
そのとき、「観光に来てるの?」と英語で声をかけられました。振り返ると、少し落胆した様子の男性が立っていました。「君はハズバンド(夫)いるんでしょ?」と聞かれたので、「うん、彼は今トイレに入ってるわ」と答えました。
もしかしてガッカリした!?
その瞬間、男性の表情が微妙に変わりました。おそらく、私の後ろ姿を見て若い女性だと思って声をかけたのでしょう。振り返ったら、想像していたのと違ったので、ガッカリしたのかもしれません。
去ろうとする彼に、せっかくの機会だからと英語で話しかけてみました。でも、「バ~イ」とひと言残して、彼は行ってしまいました。
後ろ姿とのギャップがあるのかも
この出来事を通して、ふと気づいたことがあります。最近では、中高年の女性でも後ろ姿は娘さんと見分けがつかないほど若々しい方も多く見かけ、長い髪を美しく保っている方もたくさんいます。しかし、今回のように、後ろ姿と実際に話したときの印象のギャップに戸惑う人もいるのかもしれません。
もしかしたら、年齢を重ねた女性が髪を短くするのは、こういう誤解を避けるため……? そんなふうに考えさせられる出来事でした。
まとめ
とはいえ、私は今の自分の髪型が好きですし、これからもいろいろなヘアスタイルを楽しんでいきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:鹿島よしか/60代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
★関連記事:「水分をとってくれない…」高齢者の水分補給に役立った意外なものとは【体験談】