アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんに年金を1円も渡すことなく、すべて自分で使っている父。普通に生活するには十分な額をもらっているはずなのに、なぜあーちゃんのお金に執着するのか、ワフウフさん姉妹は不思議に思っていました。しかし、若くてグラマラスな女子とたくさんつながっている父のSNSアカウントを見て、それが女遊びのためだと気付いてしまい、げんなり……。さらに父は、あーちゃんになりすまして預金残高を聞くメールを姉・なーにゃんに送ってくるなど、だいぶ暴走気み。メールに違和感を覚えた姉のおかげで、預金残高を教えることはありませんでしたが、なりすましメールまでするなんて……と、ワフウフさん姉妹はあきれています。
作戦失敗…!
父が暴走し始めているのを感じ、このままじっとしているわけにはいかないと、ワフウフさん姉妹も動き出します。あーちゃん本人を連れて、再び地域包括支援センターへ相談に訪れますが、事情を話しても返ってくるのは「なかなか対応が難しい……」という言葉だけ。そして、父の行動をいくら説明しても、相談員さんにあまり理解してもらえず、ワフウフさん姉妹はもどかしい思いをしていました。
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地域包括支援センターからの帰り道。見知らぬ番号からの着信に気付きました。調べたところ区役所の電話番号のようなので、折り返してみると……。
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介護認定の認定員さんからでした。どうやら父が「同居の自分から話を聞かずに介護認定はおかしい」とクレームが入ったらしく、用件は父と電話で話してもいいかというもの。
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なんと父は、電話だけではなく手紙まで送りつけていました。長々と書いてありますが、要するに「介護認定は娘が勝手にやったことで、あーちゃんは日常生活に困っておらず、介護の必要を感じない」という内容でした。