
さらに「改札」と聞いてもピンときていないようで、もう待ち合わせは難しいのかも……と思ったのでした。
今日は認知症の病院へ行く日。ここのところ、待ち合わせがうまくいかないことが続いていたため、途中で姉と待ち合わせをしてから私と合流することにして、あーちゃんにはそのように書いたメモを渡していました。
しかし、当日の朝になってあーちゃんから電話があり、姉と待ち合わせをすることをすっかり忘れている様子。メモも手元にないと言います。慌てて姉に電話をして、姉からあーちゃんに電話をかけてもらうと、メモは手元にあると言い、私への電話は『念のための確認』だったと話していたようで、何も問題なさそうです。
これで安心……とはいかないのが、今のあーちゃん。またしばらくすると私に電話がかかってきて、やっぱり姉との待ち合わせが抜けていました。その後、何度も電話をかけたりメールをしたりした結果、無事に姉が電車から降りてくるあーちゃんを保護することに成功。でも、もう今の状態では待ち合わせは無理かも……と感じました。これで「日常生活には困っていない」と言ってしまう父……信じられません。
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少し前までは、何度も繰り返し使っている交通手段や待ち合わせ場所であれば問題なく1人で移動できていましたが、それもかなり難しくなってきているようですね。携帯電話の操作も怪しくなっているので、そろそろお出かけについて真剣に話し合う時期がきているのかもしれません。物理的な距離がある中での別居介護。気持ちとは裏腹に、できることには限界があるのは仕方ないとはわかっていても、つらいですね。
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