
それに対して、私は強硬派。結局、父には「あーちゃんは体調管理のため入院した」と伝え、最低限の荷物だけ持ち出して、部屋も住民票もしばらくはそのままにするということで決着しました。

老人ホームにも、父のことは話していて、父に会わせるつもりはないと伝えています。とはいえ、父が簡単に諦めるとは思えません。必死になってあーちゃんの居場所を探そうとするのは目に見えていますが……。
あーちゃんの施設入居が現実的になってきたので、私は姉と一緒に市の弁護士無料相談に行ってきました。私たちが知りたかったのは、父の同意を得ずにあーちゃんを施設に入居させた場合、居場所がわからなくなった父がどんな手を打てるのか、また、居場所をわからなくした私たちが何か罪に問われる可能性があるのかということ。
弁護士さんの話によると、あーちゃんは大人なので、本人の意思で施設に入所して本人の意思で居場所を父に伝えないのであれば、それは私たちの罪にはならないようです。ただ、トラブルを回避するためにも、施設入居があーちゃんの意思であることを、書面やボイスレコーダーなどで証拠として残しておいたほうがいいとアドバイスされました。これを聞いて、私たちはにんまり。年末から事あるごとにボイスレコーダーで父との会話を録音しているので、それがあればもう施設入居に向けて動き出して大丈夫ということなのでは……!?
というわけで、弁護士さんの言葉に背中を押されるように、施設入居を決めて動き出した私たち。返事を待たせていた老人ホームの営業さんにも連絡を入れ、あーちゃんを含めた面談と契約の日を決めました。父には「体調管理のため入院した」と伝えることにして、当面の間は住民票も移さないつもりです。それでも父はきっと、必死であーちゃんの居場所を突き止めようとするはずなので、まだまだ油断はできません……。
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ワフウフさん姉妹、ついに動き出しました! 2人で話し合うだけでなく、いろいろな人の意見を聞いたことによって、あーちゃんにとってもワフウフさん姉妹にとっても良い選択ができそうですね。密かにボイスレコーダーで録音していたのも、役に立ちそうでよかったです!
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