

しかも、どれもこれも以前に答えている質問です。結局、話は進まず……。またもやあーちゃんから「引っ越す!」という明確な言葉を聞くことはできませんでした。
あーちゃんが急に老人ホームへの入所を渋りだし、振り回されることに心が疲れてしまった私。数日間、自分からあーちゃんに連絡を取る気持ちにはなれず、通院の付き添いをする日がやってきました。病院に行くと、満面の笑みであーちゃんが私を迎えてくれて、黒い感情を抱いたこと自体が後ろめたく思えてきましたが、気持ちが疲れているのは変わらず……。
しばらくは当たり障りのない会話をしていましたが、話の流れで老人ホームへの入所が嫌なのかを聞いてみたところ「ひとりで外に出られないっていうのがねぇ……」とのこと。私が、それは父が落ち着くまでのことだと言うと、あーちゃんの表情は明るくなり「あぁ! そういうことなの!」と納得した様子。まさに、物は言いようです。
しかし、今度は「お金がかかるでしょ?」「引っ越すときは?」など、同じ質問を繰り返して、話が進まず……。結局「引っ越す!」という明確な言葉は聞けぬまま終わってしまいました。
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どうやらあーちゃんは、引っ越すこと自体に抵抗があるわけではなく、ひとりで外出できないことが引っ掛かっているだけのようですね。まだ説得の余地はありそうなので、なんとか無事に入所までたどり着けることを願いたいです。
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