「施設入居を嫌がったらどうしよう…」心配をよそに、入居金の振込が完了 #母の認知症介護日記 206

「施設入居を嫌がったらどうしよう…」心配をよそに、入居金の振込が完了 #母の認知症介護日記 206
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ
母の認知症介護日記/ワフウフ

何度も説明しましたが、理解はできないまま……。とはいえ、無事に振り込みを終え、あとは引っ越しを待つのみとなりました!

あーちゃんの口から「引っ越す」という言葉を聞くことができたので、施設入居金の振込みをすることに。しかし、今の状態だと気持ちが変わってしまったり、同意をしたことを忘れてしまったりするかもしれません。「また嫌だと言いだしたらどうしよう」と思っていたのですが……。

私たちの心配をよそに、あーちゃんは「引っ越すわ!」と宣言してから気持ちが揺らぐことはなく、ちゃんと「引っ越しをする」ということが頭にインプットされているようで、自分から「私、引っ越すのよね?」と言うようになりました。ただ、何度説明しても、それがいつなのか、どうやって引っ越すのかは覚えられていないようでしたが。

というわけで、入居金の振込みは無事に終了。振込用紙に記入するとき、おそらくあーちゃんは何も理解できておらず、私たちに言われるがまま記入していたので、今なら父にも簡単に言いくるめられそうだと感じました。早めに通帳とカードを預かっておいて本当によかったです。これで、あとは引っ越しを待つのみ。父が何か面倒なことをしませんように……!

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必要な手続きを終え、あとは老人ホームへの引っ越しを待つのみとなりました。病院の先生から引っ越すように言われたことは、あーちゃんにとって大きかったのでしょう。信頼できる先生に出会えたことや、条件に合った老人ホームが早い段階で見つかったことを考えると、あーちゃんはとても運が強いのかもしれません。新たな生活も、うまくいきそうですね!

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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