
あーちゃんは、自分が引っ越すことを理解しているのだろうか……。
父は、自分より預金が多いからという理由で、あーちゃんに生活費を1円も渡していません。しかし、光熱費や税金などはしっかり半額を請求してきます。あーちゃんが家を出ると光熱費などの支払いは不要になりますが、家については権利を主張するためにも固定資産税を半分支払い続けるつもりです。
あーちゃんの引っ越し大作戦は、最低限のものを持ち出し、父がダンスサークルに行っている間に荷物を運び、引っ越し当日にあーちゃんの携帯電話から「しばらく入院します」とだけメールを入れる、という流れ。父が怒り狂って「離婚(=財産分与)」と騒がないよう、穏便に済ませなくてはいけません。
限られた時間の中で作戦実行に向けて作業を進める私と姉の姿を見て、あーちゃんは「引っ越しはいつなの? 私は荷物をまとめておけばいい?」と言い、作戦を理解できているのかどうか怪しいです。今目の前でやっているのが引っ越しの準備だということ、そして引っ越すのは私でも姉でもなく、あーちゃん自身だということが……わかっているのかな?
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あらゆるトラブルを経て、やっと老人ホームへの引っ越しを迎えるところで、父ともめるわけにはいきませんね。あーちゃんはちょっと頼りない気がしますが、引っ越し自体には前向きなはずなので、ここまで来たらうまくいくと信じて動きたいですよね。
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