日本人の平均寿命、女性が40年連続で世界1位 男性は6位に 厚労省が生命表を公表

日本人の平均寿命、女性が40年連続で世界1位 男性は6位に 厚労省が生命表を公表

厚生労働省は25日、最新の「2024年簡易生命表」を公表した。

平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.13歳。前年と比べて男性は横ばい、女性は0.01歳短くなった。


厚労省の担当者は平均寿命の動向について、「心疾患などによる死亡率が低下した一方で、老衰や肺炎などによる死亡率が上昇したため、結果としてほぼ横ばいになった」と説明した。


平均寿命の国際比較をみると、日本の女性は40年連続で世界1位。2位の韓国(86.4歳)、3位のスペイン(86.34歳)を上回ってトップを維持した。日本の男性は6位で、前年より1つ順位を落とした。

※ 平均寿命の国際比較は、国ごとにデータ作成の期間や方法などが異なるため、厳密な比較が困難。この順位は、厚労省が現在入手している資料を基に公表したもの。

このほか、日本人10万人の出生に対して65歳まで生存する割合は、男性が89.6%、女性が94.4%。75歳まで生存する割合は男性が75.3%、女性が87.9%、90歳までは男性が25.8%、女性が50.2%となっている。

提供元:介護のニュースサイトJoint

ニュースの最新記事