
いつの間にか50歳を過ぎ、友人が「更年期は大変!」と言っていても、私には特に変化がないなと思っていました。
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もしかして深刻な病気?
更年期症状が比較的軽い私でしたが、突然閉経を迎え、そして気が付けば体重が17kgも減っていました。
更年期どころか、もっと深刻な病気ではないかと疑い、健康診断を受けましたが異常なし。そのときふと、歯の不快感に気付きました。
歯の違和感で受診すると…
昔から虫歯が多く歯科医院には通っていましたが、先生に診てもらうとこう言われました。「顎の骨が溶けてきてるね。この歯茎の白いボコボコは骨だから」。顎骨壊死でした。歯周病菌は私の歯だけでなく、骨まで蝕んでいたのです。
ホルモンバランスの変化により歯肉が炎症を起こしやすくなり、歯周病が進行しやすい状態である「更年期」を軽く見ていました。
更年期を甘く見ていた…
200種類以上あると言われる更年期の症状のうち、イライラや立ちくらみは「年齢のせいだろう」と思い込み、深く考えなかったのです。けれども、一度溶けてしまった顎の骨はもう元には戻りません。
まとめ
50代になった今、この歯茎の不快感と付き合っていくしかなく、もっと早く歯のクリーニングや歯周病予防を真剣に考えるべきだったと痛感しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/横引良評先生(ヨコデンタルクリニック 院長)
社会福祉士と介護支援専門員の資格を持つ歯科医師。「わかりやすい説明」と「円滑なコミュニケーション」を心がけて日々治療にあたっている。
著者:牧田りり/50代女性・無職
イラスト/おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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