
初孫がまだ1歳だったころ、久々に私の家へ泊まりに来ることになりました。たまにしか会えない孫なのに、いつもとてもなついてくれていて、その様子がうれしくて……つい気軽な気持ちで1泊2日の子守を引き受けたのです。しかし、その決断が思いがけない一夜につながりました。
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最初はご機嫌だった孫が…
泊まりに来た当初、孫はニコニコと機嫌よく遊んでいました。ところが夕方が近づくにつれ、急に不機嫌になり、ついには泣きっぱなしに。「眠いのかな」と抱っこしながらあやし、なんとか寝かしつけたのもつかの間、すぐに目を覚ましては泣き出す状態が続きました。
部屋を暗くしてみたり、背中をさすってみたり、いろいろ試しましたが、うまくいかず、夜がとても長く感じられました。
娘夫婦が迎えに来たときの安堵
翌日、娘夫婦が迎えに来た瞬間、胸の奥からホッと力が抜けたのを今でも覚えています。幸い、孫が体調を崩していたわけではなく、ただ泣いていただけでしたが、もし何かあったらと思うと、気軽に子守を引き受けるのは難しいとそのとき感じました。
とはいえ、ほだされやすい性格もあって、頼まれると「無理」と言えない自分もいます。その後は同じようなことは起こらず、無事に過ごせてほっとしました。
まとめ
「孫は来てうれしい、帰ってうれしい」という言葉がありますが、このときの私はまさにその通りだと実感しました。かわいい孫でも、預かるとなると責任が大きく、思わぬ大変さを味わった1泊2日でした。それでも、また頼まれたときに断れない自分がいるのが、なんともおかしくもあり、愛おしくもあります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山田はな/60代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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