
どれだけ悪質なんだろう……。いくらお金が欲しくても、父親がすることじゃないと思うのですが。

私は父に狙われるものを持っていないから、安心して暮らせますけど。
糖尿病の病院に行ったあと、あーちゃんの誕生日会でパンの食べ放題に行き、それから区役所に行き……と、忙しい一日。区役所では敬老パスの手続きをしたのですが、向かっている途中からあーちゃんの顔つきがぼんやりしてきました。手続き中も、明らかに何も考えず、ただ言われた通りに動くだけ……。そろそろタイムリミットが近づいているようです。
区役所での用事を終え、あーちゃんが「歩数計が壊れて動かない」と言いだしたので確認してみると、電池切れでした。そこで、区役所の近くで電池を買うことにしましたが、あーちゃんは「歩数計が動かない=電池が切れた=電池を買う」という流れすら理解できていない様子。お店で電池を選んでいるときに「あのねえ、歩数計が壊れちゃったのよ」とまた歩数計を取り出す始末……。やはり、あーちゃんが普通に行動できるタイムリミットは約4時間前後。今後、お友だちとの集まりがあるが、大丈夫だろうか……と心配が募ります。
区役所で疲れて、何も考えられず理解できないまま私たちの言いなりになって手続きをしていたあーちゃんを見て、改めて父の悪質さを再認識しました。父は、言葉巧みにあーちゃんを家から連れ出し、疲れさせてから区役所や銀行に連れて行き、自分があーちゃんの預金を使えるように手続きをしようとしたのです。未遂に終わったからよかったものの、疲れさせればあーちゃんを操るのは簡単だとわかっていたということは、あーちゃんが認知症であることを父は絶対に理解していたはずです。本当に悪質な人間だと思います。これからの人生を父の悪意に翻弄されずに歩んでいけると思うと、あーちゃんを父から引き離せて、本当によかったと感じます。
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認知症の進行は、ある日突然ではなく、小さな違和感が日々積み重なっていくことで少しずつ実感されるものです。あーちゃんが変わっていくのを見ているのは胸が痛むと思いますが、タイムリミットの中でできることと難しいことを見極めながら、安心して過ごせる環境を整えてあげたいですね。
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