アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが暮らす施設にはエレベーターが1台しかなく、いつも渋滞気味。先日も、姉・なーにゃんとあーちゃんが乗り込んだところ、4人のおばあちゃんと乗り合わせました。あーちゃんが、いつものように「娘なの!」とおばあちゃんたちに紹介すると、おばあちゃんたちは「娘さんなの? あなた若いわねえ。姉妹かと思っちゃった」と、口々におだててくれたのですが、横で聞いていたワフウフさんは、さすがに姉妹に見えるというのは無理があるだろうと思っていました。しかし、あーちゃんはすっかり真に受けて、「もう~、嫌だわ~」なんて言いながら大喜び。その姿を見たワフウフさん姉妹は、ドン引きしてしまいました。
継続して飲まないといけない薬があるのに
あーちゃんが施設で暮らすようになってから、半年がたちました。最初のうちは、あーちゃんが不安にならないように、交代しながら毎日欠かさず面会に行っていたワフウフさん姉妹ですが、今はときどきお休みの日を入れながら通うようになりました。ワフウフさんは週に3~4日働き、なーにゃんは月初めの1週間集中して働いているのですが、ある日あーちゃんに「明日と明後日は2人とも仕事だから、面会には来られない」と伝えたところ、あーちゃんは「ええ! なーにゃんちゃんって仕事しているの?」と驚いていました。こうやって少しずつ娘のことを忘れていくのかと思うと、ちょっと悲しくなってしまったのでした。

病院の帰りにランチをしていたときのこと。なーにゃんが施設から預かってきた薬を渡すと、あーちゃんは「食前の薬?」と不思議そうな表情です。

この薬はあーちゃんの持病である糖尿病の薬で、もう何十年も飲み続けているものなのですが……。

あーちゃんは、なーにゃんがまだ渡していない薬を見つけ「そっちのはなあに?」と聞いてきたので、なーにゃんが食後の薬だと答えると……。