アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが施設で暮らすようになってから、半年がたちました。最初のうちは、あーちゃんが不安にならないように、ワフウフさん姉妹は交代しながら毎日欠かさず面会に行っていたのですが、今はときどき休みの日を入れながら通うようになりました。ワフウフさんは週に3~4日働き、姉・なーにゃんは月初めの1週間、集中して働いているため、どうしても2人の都合が合わないこともあります。ある日、あーちゃんに「明日と明後日は2人とも仕事だから、面会には来られない」と伝えたところ、あーちゃんは「ええ! なーにゃんちゃんって仕事しているの?」ととても驚いていました。もちろん、認知症になる前はなーにゃんの働き方も理解していたのですが、こうやって少しずつ娘のことを忘れていくのかと思うと、ワフウフさんはちょっと悲しくなってしまったのでした。
言葉がどんどん抜け落ちて…
先日、病院に行った帰りにあーちゃんと外でランチをしたときのこと。あーちゃんは、なーにゃんが施設から預かってきた食前の薬を渡すと「食前の薬? 私、食前に飲む薬があるの?」と言い、ワフウフさん姉妹はびっくり。その薬は、あーちゃんの持病である糖尿病の薬で、もう何十年も飲み続けているものです。さらに、食後の薬を見ても「食後の薬もあるの?」と不思議そうに言うだけ。以前は「薬はちゃんと飲まなくてはいけないもの」という認識があったはずですが、今は施設で管理をしてもらっているため、自分が薬を飲んでいるという意識が薄れているのかもしれません。

認知症を診てもらっている病院に行った日。病院のある場所が、以前ダンスに通っていたときの乗り継ぎ駅だったこともあり、急にダンスのことを思い出したあーちゃん。「ダンスをやめちゃったのよねえ」と言いますが、もちろんそれは知っています。

だって、やめると連絡をしたのは、なーにゃんだから……。

その後も、何度も同じ話を繰り返しているあーちゃん。