弟が亡くなったことを理解できない母…どう対応するのがベストなのか #母の認知症介護日記 326

弟が亡くなったことを理解できない母…どう対応するのがベストなのか #母の認知症介護日記 326
連載タイトルPIC

アルツハイマー型認知症になった実母のことやアラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるマンガ連載。

著者PIC
ワフウフ

アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

最近、母・あーちゃんの歩き方に不自然な動きが見られ、立ち上がってから踏み出すまでに時間がかかるようになりました。どうやら、落ち着いていたと思っていたパーキンソン症状が、また出てきてしまっているようです。何よりも気になるのが「すり足」で、歩くのが遅れてワフウフさん姉妹と距離ができると、スリスリという音が後ろから聞こえてきます。あーちゃんの場合は「動かせない」というわけではないので、声をかければちゃんと歩けるのですが、それもつかの間。しばらくするとまた元のすり足に戻ってしまいます。あーちゃんが「言われないとわからないから、言ってね!」と言うので、ワフウフさん姉妹も毎回注意をするのですが、「言われないとわからないわねえ」と言って、注意されたことに驚いてばかりで、同じやりとりを繰り返しています。そして、最終的には年齢を言い訳にしたり開き直ったりして、ラクを求める姿が見られるようになり、ワフウフさんは複雑な気持ちでいました。

★前の話

何度もショックを受けさせたくはないし…

先日、あーちゃんが上着をなくしたと施設に相談したらしく、施設から姉・なーにゃんのもとに電話がかかってきました。あーちゃんに電話で確認すると「私、そんなこと言ったの? 記憶にないわ!」と、話は終了。しかし、そこでオフホワイトのジャケットをあーちゃんが「灰色のジャケット」と言っていて、先日も快晴の青空を「空が灰色みたいな変な色ねえ」と言っていたことを思い出しました。もしかして、嗅覚が鈍るように、視覚も鈍っていくの……? と、ワフウフさんは心配になりました。そんな心配をよそに、あーちゃんは相変わらず甘いものに夢中で、散歩中も山盛りで売られているバナナにくぎ付け。そんなに食べられないと説得すると「半分こしない!?」と言いだし、ひとりで10本以上食べようとしているあーちゃんに、ワフウフさんは言葉を失ってしまいました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

あーちゃんの視覚が鈍っていることに関して、進行した「糖尿病性網膜症」だと視界が灰色がかって見えるということを知り、慌ててなーにゃんに相談しました。

母の認知症介護日記/ワフウフ

急きょ、なーにゃんが病院に連れて行ってくれて、診断結果は「加齢黄斑変性症」の萎縮型。加齢によるもので特に治療法はなく、症状が進むと色がわからなくなり、視力も低下していくようです。

母の認知症介護日記/ワフウフ

足が悪くなったと思ったら、今度は目……。本人は食欲旺盛ですこぶる健康だけれど、体は終末期に入っているのかもしれません。

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