介護用品・設備などの展示会「CareTEX」を運営するブティックス株式会社は2020年6月16日、業界初の商談型オンライン展示会「CareTEX365 オンライン」を7月14日から開始すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大により、会場に大勢の人を集めるスタイルを取りづらくなっている状況に対応する。
従来型の展示会をウェブで一時的に代替するだけでなく、将来にわたって相互に補完し合っていく仕組みの構築を目指す。
ウィズコロナ、アフターコロナのニューノーマルとして定着するか、関係者の注目が集まりそうだ。
・ブティックス株式会社プレスリリース
介護業界初の「商談型オンライン展示会」の開始について
会期は24時間365日、会場はオンライン 。ブティックスが打ち出したコンセプトだ。
介護用品、設備、サービスなどのサプライヤーは、自社ソリューションのPR動画をオンラインブースで配信。
興味を持った人からの資料請求や相談などに応えていく。
訪れる介護事業者にとっては、多くの企業の提案を1ヵ所で見比べられるメリットがある。
商談設定のサポートやニーズに合う商品の紹介など、オンライン展示会の運営側が担うサービスも利用可能。
業界のトップランナーによるウェビナーも企画されており、初日には厚生労働副大臣の橋本岳氏、元厚労省保険局長の唐澤剛氏が登場する。
ウェビナーのコンテンツは順次追加されていくという。
介護事業者の参加は無料。会員登録が必須となる。
ブティックスは、「より効率的で感染リスクにも配慮した新たな商談、マッチング、学びの機会を創出したい。従来型の展示会と相乗効果を生み出すプラットフォームに育てたい」としている。
ニュース提供元:介護のニュースサイトJoint