アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
施設で暮らすようになってから、母・あーちゃんは5kgも太りました。それでも、もともと痩せ過ぎだったので見た目は相変わらず細いのですが、自宅から持ち出した洋服はどれもきつくなってしまいました。そこで、あーちゃんが寒さを訴えていることもあり、暖かい裏起毛のズボンを新調することにしました。洋服屋さんに行き、あーちゃんはワフウフさん姉妹が選んだものを何本か試着したのですが、カジュアルな雰囲気のズボンはお気に召さない様子です。普段はドレッシーな装いを好んでいるため、ワフウフさん姉妹がすすめたものは「ちょっとおばちゃんっぽくて趣味じゃない」とのこと。あーちゃんは、自分がすでにおばあちゃんであるとは夢にも思っていないようでした。その言葉を聞いたワフウフさん姉妹は、「自分は若い」という脳内イメージは、さすがにそろそろアップデートしてもらいたいと、心から思うのでした。
症状が進行しても、そこには愛がある
正月は、姉・なーにゃん夫婦とあーちゃん、そしてワフウフさんで宴会をするのが毎年恒例となっています。皆、お酒が飲めるタイプで、この年もシャンパンやら赤ワインやらを飲んでいました。あーちゃんは昔からほとんどお酒を飲まないのですが、実はとてもお酒に強く、この日は「これ、おいしいわねえ!」と、赤ワインを積極的に飲んでいたのですが……。気付くとトイレにこもっており、気分が悪くなったようだったため、少しベッドで休むことに。あーちゃんから「ごめんなさいねえ……」と謝られたワフウフさん姉妹は「結構飲んでいたからね」と声をかけたのですが、それに対して「私、お酒なんて飲んだ?」と聞き返しました。気分が悪くなる直前までお酒を飲んでいたことを、すでに忘れている様子に、ワフウフさん姉妹は驚きを隠せませんでした。

数年前、おせちの中に入っていたお菓子を、全部ひとりで食べてしまったあーちゃん。今回のおせちにも同じお菓子が入っていたので、取り分けておいたのですが……。

今回はお菓子以外に大福が入っていて、あーちゃんは食べ始めてすぐにロックオン。

「さっき取ったでしょ?」とウソをついたところ、あーちゃんはすっかり信用して諦めてくれたので、内心「よし!」とほくそ笑んでいた私。