アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
母・あーちゃんが暮らす施設では、暖房器具の持ち込みが禁止されています。寒がりで自宅ではあんかを愛用していたあーちゃんは、寒くて寝られないと訴えてきます。そこで、ワフウフさん姉妹は、布団の中に入れられる大きなカイロと、衣服に貼れる小さなカイロを持って行ったのですが……。何度説明しても、メモを貼ってあげても、あーちゃんは使い方を理解することができません。かろうじて小さなカイロは使っていたものの「使い捨て」ということが理解できなくなってしまったようで、冷たくなったカイロを何度もあちこちに貼り替えている始末。あーちゃんはもう新しいことに対応するのが難しくなっているため、これまでの習慣に近いやり方を工夫するしかなく、ワフウフさん姉妹は頭を悩ませています。
食事をした記憶は残らないようで
施設で暮らすようになってから、あーちゃんは5kgも太りました。もともと痩せ過ぎていたので、見た目は相変わらず細いのですが、自宅から持ち出した洋服がどれもきつくなってしまったので、暖かい裏起毛のズボンを新調することにしました。何本か試着したのですが、ドレッシーな装いが好みのあーちゃんは、カジュアルな雰囲気のズボンはお気に召さない様子です。ワフウフさんたちが選んだズボンも「ちょっとおばちゃんぽくて趣味じゃない」と言っていて、自分がすでにおばあちゃんだとは夢にも思っていないような口ぶりです。その言葉を聞いて、自分は若いという脳内イメージを、そろそろアップデートしてもらいたいと、ワフウフさん姉妹は思ってしまうのでした。

正月は、姉のなーにゃん夫婦とあーちゃんと一緒に、宴会をするのが恒例。皆お酒が飲めるタイプなので、この日もシャンパンで乾杯をしてから、赤ワインやらビールやらを楽しんでいました。

昔からほとんどお酒を飲まないあーちゃんですが、実はお酒には強いのです。この日は「おいしいわねえ!」なんて言いながら、赤ワインを飲んでいました。

しばらくすると、気持ちよくなってきたあーちゃん。しかし、気付いたらトイレにこもっていました。