厚生労働省は23日に社会保障審議会・障害者部会を開催し、障害者に対する虐待の状況を明らかにする調査の最新の結果(2021年度調査)を報告した。
こうした結果について障害者部会の委員からは、
「虐待防止の意識が高まったから件数が増えた、という認識はそろそろ卒業してほしい」
「しっかりした要因分析をすべきではないか」
「件数が減っていくように取り組む時期だと思う。もっと効果的な施策を検討してほしい」
など、厚労省への注文が続出した。厚労省の担当者はこれを受け、「引き続き虐待防止の意識啓発に努めるとともに、虐待の未然防止や早期発見に向けた取り組みに力を入れる」と応じた。
提供元:介護のニュースサイトJoint