岸田首相「認知症の支援は待ったなしの課題」 会見で対策強化を明言

岸田首相「認知症の支援は待ったなしの課題」 会見で対策強化を明言

岸田文雄首相は13日夜、今回の内閣改造に伴う記者会見を行った。

《 岸田文雄首相|2023年3月撮影 》

施策の柱の1つとして、「次元の異なる少子化対策」に引き続き取り組む方針を改めて明示した。

あわせて、「少子化以外にも、これ以上先送りできない待ったなしの社会的課題がある。そうした課題への対応を強化していく」と表明。「例えば、高齢化によって認知症の患者が増える中で、認知症の方が尊厳・希望を持って暮らせる社会を作ることが喫緊の課題」と述べた。

続けて、「身寄りのない方も含めて、高齢者が1人でも安心して歳を重ねることができる社会作りを政府横断的に進めていく」との意向を示した。

岸田首相はこのほか、来月中を目途に新たな経済対策を取りまとめることや、「物価上昇率プラス数パーセント」の継続的な賃上げを目指すことなども打ち出した。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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