豪華客船での自立支援プログラムの提供をスタート

豪華客船での自立支援プログラムの提供をスタート

「自分の足でしっかりと」をスローガンに、自立支援特化型の通所介護施設(デイサービス)を全国で運営する株式会社ポラリスが、「乗るときは車いす、降りるときは自分の足で」をコンセプトに、豪華客船内で自立支援を促すプログラムを提供すると発表し、2020年4月8日の第1期乗船者の募集を開始しました。共同事業を行う株式会社ジャパングレイスは、1995年よりNGOピースボートの企画クルーズを主催し、毎年「地球一周の船旅」も実施している旅行会社です。

ポラリスでは従来、「自由に歩ける日々の中に人にとっての幸せがある」として、いわゆる手厚い介護ではなく、自立を支援する介護を提供しています。そのポラリスならではの自立支援介護サービスを、世界一周の船旅を楽しみながら受けられるという、他に類を見ないユニークなプログラムとなっています。

クルーズの3カ月間に個人別のプログラムが設定され、午前と午後の1日2回、自立支援介護サービスが提供されます。寄港時はサービスは基本的に休みとなり、観光も楽しめるということなので、世界一周旅行を満喫することもできます。また、勤務時間以外のトイレや入浴、食事介助もボランティアが行います。

さらに、このプログラムでは改善保証制度を設けており、国際基準の「TUG(Timed Up ando Go test)」にて歩行改善状況を測定し、もし改善されない場合には、費用のうち自立支援介護サービス料金(298万円)は返金されるとのことです。

参照:
株式会社ポラリス ニュースリリース

介護ニュースの最新記事