「どこにいるかわからないの」トイレに行ったはずの母が別のビルで迷子に!? #母の認知症介護日記 23

「どこにいるかわからないの」トイレに行ったはずの母が別のビルで迷子に!? #母の認知症介護日記 23
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さすがに尿パッドを付けたらどうかと言っても拒否……。

もう、外食も厳しくなってきたかもしれません。

ある日、あーちゃんと姉が学生時代からの友人であるKさん母娘と4人でお食事会をしたときのこと。途中でトイレに行ったあーちゃんが一向に席に戻らず、その場にいた全員が心配していました。すると、「どこにいるのかわからない!」と、あーちゃんから電話がかかってきました。

周りにあるものを聞き出して、なんとか場所が特定できましたが、なんと食事会をしていたお店のあるビルとはまったく別のビルの違う階にいました。Kさんは認知症のことを知っているため、そこまで混乱はなかったものの、店外のトイレは付き添いが必要だと実感した出来事でした。

そしてこのトイレ問題は、最近私たち姉妹の悩みの種でもありました。しかし、インターネットで調べてみると、認知症の頻尿は珍しくないようです。どうやら、トイレに行った記憶がなくなってしまうからだそうで……。お出掛けのたびにトイレ行脚になるのは、かなりストレスです。

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認知症を患う家族が戻ってこないとなると、焦ってしまいますよね。外食するときにはトイレの場所がどこにあるのかを事前に確認し、付き添いも必要になってきそうですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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