「先生が忘れちゃったのよ!」自分が連絡するのを忘れたことを認められない母 #母の認知症介護日記 32

「先生が忘れちゃったのよ!」自分が連絡するのを忘れたことを認められない母 #母の認知症介護日記 32
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介護施設や自宅での介護、介護について調べたり、介護を考えるきっかけになったことなどの体験談、マンガ記事をお届けします。

#母の認知症介護日記 32

私が糖尿病のことを言うと……。

#母の認知症介護日記 32

え??

#母の認知症介護日記 32

えぇぇ……???

#母の認知症介護日記 32

糖尿病の注射へ向かう日。あーちゃんはいつものバス乗り場とは違う方向から登場しました。理由を聞くと、バスに乗り遅れてタクシーで来たのだと言います。乗り遅れた理由はコロコロ変わるので、曜日や時間を間違えたのを認めたくないのかもしれません。

そして、あーちゃんの携帯電話をチェックしていると、ダンスの先生から2回も着信が入っていました。あーちゃんいわく「お休みしたと言ったのに、先生が忘れちゃったのよ!」だそうで……。この状態で先生のせいにするのは、ある意味スゴイと思ってしまいました。

ドタバタだったけれど、無事に病院が終わり、お茶をして帰ることに。あーちゃんはケーキを食べようとしていましたが、糖尿病の数値が思わしくないので我慢するように言うと「甘い物は我慢しているから!」とキッパリ言い切りました。今、うれしそうにケーキを選んでいたのでは……? この調子だと、制御は難しそうです。

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待ち合わせがうまくいかないだけでも、事故に巻き込まれているのか忘れているのか、向かっているのに迷子になってしまったのか……と、いろいろと考えてしまうので落ち着きませんね。バスに乗り遅れた理由は定かではありませんが、とにかく無事に予定をこなせて安心できたのではないでしょうか。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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