「それは悪かったわね!」何も理解していなさそうな母からの軽い謝罪にイラッ #母の認知症介護日記 66

「それは悪かったわね!」何も理解していなさそうな母からの軽い謝罪にイラッ #母の認知症介護日記 66
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#母の認知症介護日記 66

申請は通りませんでしたが、保険金の受取人が父になっていたことをあーちゃんに告げると……。

※たんたん:ワフウフさん姉妹の父、あーちゃんの夫。認知症になる前から関係は最悪。

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険しい顔でこう言いますが、本当に理解できているのかどうかは微妙です。

待ちぼうけ事件の翌日。通院には姉が付き添ってくれましたが、その後に私が合流しました。病院では姉が昨日の待ちぼうけ事件について説明してくれていたようですが、あーちゃんは何も覚えていませんでした……。でも、姉から話を聞いてわるいとは思ったようで、「それは悪かったわね!」とめちゃくちゃ軽い謝罪を受けました。

その後、保険の人と会って姉と一緒に話を聞きました。すると、担当者はあーちゃんが糖尿病や認知症だということを知らず「審査に通るのはほぼ無理だと思います」と、必要最低限の手続きだけ終えて帰っていきました。その言葉通り、結局審査は通らず保険の契約をすることはありませんでした。

ちなみに、審査を通す段階では保険の受取人は父になっていましたが、あーちゃんは気付いていませんでした。そして、実際に必要な印鑑はやはり実印ではなく、引き落とし口座の銀行印だったことも判明。この調子だと、万が一悪い人に付け入られてもわからないと思うので、今回のように知らないところで動かれるのは怖いです……。

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仕方がないと頭では理解しているつもりでも、やっぱり待ちぼうけをくらったことを全部忘れられていると、ショックですよね……。でも、保険については病気について告げないまま契約をせずに済んでよかったですね。調子が良いときは対応もしっかりできるので、知らないところで何かの契約を結んでしまったら……と思うと、心配は尽きません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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