厚労省が推奨。高齢者施設入居者と家族のオンライン面会

現在、高齢者施設では、新型コロナウイルスの感染防止策として、2月以来緊急、やむを得ない場合を除いて、家族を含め外部の人間と入居者の面会制限が長引いています。それを踏まえ厚生労働省は、高齢者施設における入居者と家族のオンライン面会を推奨する旨、各自治体に通知しました。

オンライン面会は、入居者は施設の個室または共有スペースなど、家族は自宅において、パソコンやタブレットなどのテレビ電話システムやWeb アプリのビデオ通話機能を利用して行います。家庭でパソコン等が準備できない場合は、感染経路を断つという趣旨に反しない範囲で施設等の玄関などで施設保有のパソコンを利用して実施することなども提案しています。

通知においては、オンライン面会がWeb アプリを経由して行うことを鑑み、個人情報保護の観点からの注意も促しています。

通知では、実際にオンライン面会を実施している3カ所の高齢者施設の事例も紹介しています。

社会福祉法人 高津百春会
社会福祉法人 友興会 特別養護老人ホーム「グレイスホーム」
社会福祉法人梓友会 特別養護老人ホーム「エクレシア南伊豆」

参照:高齢者施設等におけるオンラインでの面会の実施について

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