
大学時代からの親友と、ほんのささいなことで口論になった日のことです。本当はすぐに謝ればよかったのに、私は意地を張ってしまいました。そのとき飲み込んだ「ごめんね」のひと言が、まさか数年たっても胸に残り続けるとは思っていませんでした。
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言えなかった「ごめん」
大学時代から仲のよかった親友と、ある日、ちょっとしたことで口論になりました。今思えば、大きな問題ではなかったのかもしれません。しかしそのときの私は、自分から折れることができませんでした。
本当はその場で「ごめん」と言えばよかったのに、意地が勝ってしまい、親友も私も黙ったまま別れることになりました。別れ際の気まずい空気は、今でも忘れられません。
メッセージを書いては消す日々
翌日になり、私は謝ろうと思ってスマートフォンを手に取りました。「昨日はごめんね」と打ちかけたものの、送信ボタンを押すことができませんでした。
「今さら送ったら変に思われるかもしれない」「相手もまだ怒っているかもしれない」。そんなことを考えているうちに、書いたメッセージを消してしまいました。
それからも何度か謝ろうとしましたが、結局送れないまま日だけが過ぎていきました。そのうち親友も忙しくなったのか、自然と連絡は途切れていきました。
数年後も胸に残る後悔
気付けば、親友と距離ができてから数年がたっていました。今でもSNSで近況を見かけることがあります。そのたびに、あのとき素直にひと言だけでも伝えていたら、今も笑い合える関係でいられたのかもしれないと思います。
「ごめんね」や「ありがとう」は、言うタイミングを逃すと、思っていた以上に遠くなってしまうのだと感じました。あのとき飲み込んだ沈黙が、こんなにも長い距離になるとは思っていませんでした。
まとめ
伝えそびれたひと言は、時間がたつほど胸の奥で重さを増していくものなのだと実感しました。あのとき素直になれていたらという後悔は、今も完全には消えていません。だからこそ、今そばにいる人には、感謝や謝罪の気持ちを後回しにせず、できるだけ言葉にして届けたいと思うようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:千葉晴彦/50代男性・無職
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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