
わが家の次女が、まだ3〜4歳だったころの話です。子どもは思ったことを素直に口にするものですが、そのひと言に大人のほうがヒヤヒヤさせられることもあります。次女が親戚の前で何げなく発した言葉に、思わず冷や汗をかいたときのお話です。
★関連記事:「え?なんで俺が?」混雑する車内で周囲を無視して騒ぐ若者。注意した私に放った言葉は【体験談】
両家の実家が近くにある環境
私と夫は小学校時代からの同級生で、結婚後も同じ地域で暮らしていました。自宅、私の実家、夫の実家はどれも同じ町内にあり、番地が違うだけという近い距離でした。
そのため、子どもたちにとって祖父母の家に遊びに行くことは、特別なお出かけというよりも、日常の延長のようなものでした。自宅に帰るか、おばあちゃんの家に帰るかという感覚で、幼いころからどちらかの実家へよく行っていました。
ただ、成長するにつれて、子どもたちなりに行きやすい場所ができてきたようです。ある時期からは、私の実家にいる時間が自然と増えていきました。
親戚の前で飛び出した次女のひと言
そんなある日、夫の兄弟家族も集まり、義実家で嫁同士や子どもたちを交えて、話していたときのことです。その場で次女が突然、「私はこっちのおばあちゃんより、もう1人のおばあちゃんのほうが好きなんだよねー!」と、はっきり言ったのです。
あまりに突然の発言に、私は一瞬固まってしまいました。幸い、その場に義両親はいませんでしたが、義兄弟やその家族にはしっかり聞こえていました。
周りにいた大人たちは笑いながら、「そういうことは大きな声で言わないようにね」と次女に声をかけていました。本人に悪気はまったくなく、思ったことをそのまま口にしただけだったのだと思います。
義両親がいなかったことにホッとして
その場にいたのが嫁の立場の人たちや子どもたちだったこともあり、空気が悪くなることはありませんでした。皆、笑って受け流してくれたので、大きなトラブルにはならずに済みました。
それでも私は、内心とてもヒヤヒヤしていました。もし義両親がその場にいたら、きっと気まずい雰囲気になっていたかもしれません。そう思うと、とにかく義両親がいなかったことに心からホッとしたのを覚えています。
次女はまだ幼稚園入園前でした。相手がどう感じるかまで考えて話すのは、まだ難しかったのかもしれません。それでも、言葉によって悲しい気持ちになる人がいることは、少しずつ伝えていかなければならないと感じました。
まとめ
この出来事をきっかけに、私は次女に「思ったことを言うのは悪いことではないけれど、その言葉で悲しくなる人もいるんだよ」と話しました。まだすべてを理解できたかはわかりませんが、「皆、次女のことが大好きなんだよ」ということだけは、きちんと伝えておきたいと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:北山蘭丸/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
★関連記事:義母「私も飲んでもいいの?」むしろ、あなた以外飲みませんけど #頑張り過ぎない介護 330