
社宅で暮らしていたころ、わが家は4人家族でした。広さも環境も申し分なく、家賃も安かったため、いつか持ち家を購入するために貯金を始めることにしました。5年計画で資金作りを進め、ようやく戸建てを購入。これから新しい暮らしが始まると思っていた矢先、思いがけない出来事が起こりました。
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社宅暮らしから持ち家購入へ
当時、私たち家族は社宅に住んでいました。4人家族で暮らすには十分な広さがあり、周辺の環境もよく、私も家族もその住まいを気に入っていました。何より家賃がとても安かったため、「この間に持ち家購入の資金を作ろう」と考えるようになりました。そこで、5年後を目標に貯金を始めました。
毎月の経済的な負担は大きくなく、計画は順調に進みました。5年が経過したころ、私たちはいよいよ戸建てを探し始めました。
子どもがまだ小さかったこともあり、妻の親の実家に近い地域のほうが何かと便利だと考え、その沿線を中心に探しました。そして、駅に近く通勤にも便利な戸建てを購入することになりました。
引っ越し直後、妻が病気に
新しい家での暮らしに期待していたのもつかの間、引っ越しをした途端、妻が病気になってしまいました。
やがて入院することになり、その後も入退院を繰り返すように。せっかく購入した家でしたが、家族の状況を考えると、そのまま住み続けることは難しくなりました。
悩んだ末、私たちは購入したばかりの家を売却せざるを得ませんでした。長い時間をかけて準備し、ようやく手に入れた家だっただけに、残念でなりませんでした。
理由を探しても答えは出なかった
予期せぬことが起こり、私はただがくぜんとするばかりでした。妻の病気がなぜ発症したのか、今でも原因ははっきりわかっていません。運命のいたずらだったのか、環境の変化が関係していたのか。理由を探したこともありましたが、明確な答えは見つかりませんでした。
「新しい家の環境が合わなかったのだろうか」と考えたこともあります。けれど、それも確かなことではありません。考えるほど、やり場のない思いだけが残りました。
その後、私たちは妻の実家に近い地域で暮らすことになりました。すると、少しずつ妻の病気が良くなっていったのです。長い時間をかけて準備した持ち家を手放すことになったのは、今思い出してもつらい出来事です。それでも、家族の体調や暮らしを優先せざるを得ないこともあるのだと感じました。
まとめ
人生には、計画通りに進まないことがあります。だからこそ、当たり前だと思っていた日々の大切さを、改めて思い知らされた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:川田次郎/50代男性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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