厚労相、介護現場にコロナ想定シミュレーション実施を改めて呼びかけ

厚労相、介護現場にコロナ想定シミュレーション実施を改めて呼びかけ
《 都内の特養を視察する加藤厚労相(写真右)ら 》

加藤勝信厚生労働相は2020年9月10日、新型コロナウイルスの感染者、濃厚接触者が発生した場合を想定したシミュレーションの実施を、施設をはじめとする介護現場に改めて呼びかけた。

加藤厚労相はこの日、東京・文京区の特別養護老人ホームを視察。消毒やゾーニングの徹底、防護服の着脱訓練、臨時対応チームの事前編成など、“もしもの時”への適切な備えについて詳しい説明を受けた。 

「できるだけ重症化を防止する、亡くなる方を少なくする観点から、高齢者施設での対策は極めて重要」。 視察後、記者団に対し重ねてそう強調した。そのうえで、「ウイルスを施設に入れないことはもちろん大事だが、やはり全てを防げるわけではない」と指摘。「実際に感染者が発生したらどうするのか、施設内で感染を拡げないためにどうするのか、そうしたシミュレーションや自主点検を促進していきたい。(介護現場の関係者に)この機会に改めてお願いしたい」と語った。 

厚労省は既に、施設などにシミュレーションの実施を促す通知を7月31日に発出している。介護現場で活用できる15項目のチェックリストもあわせて提示。「防護服の着脱方法の確認を行ったか」「個室管理、生活空間の区分けの検討を行ったか」「感染対策に係る関係者の連絡先を把握しているか」などを確かめておくよう求めてきた経緯がある。 

加藤厚労相はこのほか、施設の入所者、職員へのPCR検査の実施を後押ししていく意向も改めて示した。 「感染状況などを踏まえて必要があれば積極的に検査をして頂きたい」と改めて要請。「予算面も含め、地域における検査対応能力の向上や医療提供体制の構築も支援していく」と述べた。

情報提供元:介護のニュースサイトJoint

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