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厚生労働省は2021年5月19日、全国の福祉施設で発生したクラスターが今月17日の時点で2000件を超えたと発表した。
福祉施設の内訳は、高齢者福祉施設が1498件、障害者福祉施設が164件、児童福祉施設が344件。あわせて2006件となっている。高齢者福祉施設は前週比76件増。
ここでいうクラスター件数は、同一の場で2人以上が感染したとして報告された事例などを国が集計したもの。全体は表のようになっている。
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最も多いのはやはり高齢者福祉施設。全体のおよそ2割を占めている。
やむを得ない事情(認知症など)で対策がうまく機能しないこと、利用者との密接がどうしても避けられないことなども大きい。リソースが乏しいなか現場は必死の努力を続けているが、なかなかクラスターを防ぎきれないのが実情だ。
情報提供元:介護のニュースサイトJoint