ワクチン3回目接種、介護施設の95%で完了=厚労省調査
《 後藤茂之厚労相(2022年1月撮影)》

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、厚生労働省は2022年3月15日、介護施設の進捗状況を把握する調査の結果を新たに公表した。

15日までに終了する、またはその予定と答えた施設が、全体の95%を占めたと報告した。サービス類型による格差もないという。特養や老健、介護医療院、特定施設、グループホーム、サ高住などいずれも高水準で、最も低い有料老人ホームでも93%に至っているとした。

この調査は、厚労省が全国の1741市町村に追加接種の進捗状況を尋ねたもの。14日正午時点の回答を集計した結果だ。

政府は2月末までの終了を目指していたが、実際に目標通り終えていた施設は88%だった。後藤茂之厚労相は15日夕に記者団に対し、「接種促進への課題を解消すべく最大限努力してきた。残った施設にもできるだけ接種して頂けるよう、丁寧にお声がけをして進めていきたい」と述べた。

情報提供元:介護のニュースサイトJoint

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