介護施設のクラスター、急増続く 約4ヵ月半ぶりに週300件超 厚労省

介護施設のクラスター、急増続く 約4ヵ月半ぶりに週300件超 厚労省

厚生労働省は2022年7月27日、全国の高齢者施設でこれまでに発生した新型コロナウイルスのクラスターの件数を新たに公表した。

25日0時までの直近1週間で337件。前週比でプラス41件となり、感染の急速な拡大が続いている。300件を超えたのは3月14日の週以来、およそ4ヵ月半(19週間)ぶり。この1ヵ月で一気に3.7倍へ増え、クラスター発生に歯止めがかからない状況となっている。

後藤茂之厚労相は27日のアドバイザリーボードで、「政府としては引き続き社会経済活動をできる限り維持しながら、重症化リスクのある高齢者などを守る対策に全力をあげて取り組んでいく」と説明。広く国民に対し、「社会経済活動を維持するためにも油断することなく、改めてマスクの適切な着用、手洗い、3密の回避、換気などの基本的な対策の徹底を心がけて頂くようお願いします」と呼びかけた。

情報提供元:介護のニュースサイトJoint

介護ニュースの最新記事