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厚生労働省は2021年10月6日、全国の高齢者施設でこれまでに発生した新型コロナウイルスのクラスターの件数が、4日0時までの時点で2009件にのぼったと公表した。
直近1週間の発生数は9件。新規感染者数が急減したことで、10週間ぶりに1桁台となった。感染の第5波はこれまでで最悪となったが、高齢者施設のクラスターが急増する事態は回避された。現場が感染症対策を徹底していること、ワクチンの接種が進んだことが影響しているとみられる。
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専門家で組織する厚労省のアドバイザリーボードは6日の会合で、「感染者数の減少に伴う安心感や緊急事態宣言の解除などにより接触機会が増え、リバウンドにつながる懸念もある」と指摘。「基本的な感染対策を徹底してできるだけ感染者数の減少を継続させるなど、引き続き市民や事業者の協力が必要」と呼びかけた。
情報提供元:介護のニュースサイトJoint